朝倉未来VSクレベル・コイケ戦の感想

私の予想は朝倉未来の勝利だった。

先日6月13日のライジン東京ドーム大会のメインイベント、朝倉未来VSクレベル・コイケ戦は朝倉未来の衝撃失神KO負けの結末でしたね。

朝のニューズで放映されるくらい話題になりました。

にわか格闘技ファンの私の予想は、朝倉未来が打撃で優位に展開して勝利するという考えでした。

クレベルの寝技はフィニッシュ率が高い割に、寝技マジシャン特有の首がだめなら腕へだめなら他への流れるような攻撃ができていないと感じて凌ぎ切ると予想してました。実際1Rは2回のエスケープをしたのを見て、やっぱり極めるまでの流れにもっていけないと確信してました。3回目で極まりますけど・・・

それと何故クレベルとの試合を選んだのか?

私は彼の自己プロデュースによるものだと思ってます。東京ドームでメインを張るためにクレベルを選ぶ必要があり、これはギャンブルであることを当人も知ってのことだと思います。煽りVTRで「たぶん俺は勝ちますよ。」の発言は彼の今までの言動からは考えられない発言だと思います。「たぶん」の言葉の意味に勝算あれど結果はどう転ぶかわからないという含みなのではないでしょうか?

この辺を格闘王前田日明氏が鋭い発言をしてました、後で述べます。

予想が外れた原因を教えてくれた3人の格闘家

朝倉未来勝利の予想が外れた原因に納得すべく、いろんな方の記事・動画を拝見しましたが、私が納得できる要因を3人の格闘家が教えてくれました。

前田日明・佐々木憂流迦・そしてシバターです。シバターに教えられるとは、さすが格闘技選手なんですね・・・

シバターの発言で、朝倉兄弟は腰が強いからテイクダウンされない神話。これはレスリングや柔道ベースの選手に倒されにくい。しかし引き込まれる事に強い訳ではない、引き込む側からすれば腰の強さは関係ないというもの。確かに3回引き込まれてガードポジションになった訳ですからすごく納得しました。

それから才能こそ認めるものの、今の環境ではだめだ的なことを言ってましが、みんな想っていることなので別にいいです。シバターさんありがとうございました。

佐々木憂流迦が教えてくれたこと・・・

佐々木憂流迦選手が動画で、コーナーポストに相手を押し付けたからといって三角絞めが出来ないだろうは間違いだとのことを教えてくれました。

相手の体を壁に押し付けて脚を入れるスペースを作らないのは、ケージであればOKでリング上には当てはまらないというもの。理由はコーナーから頭をずらせば後ろに下がれる、ロープの外には空間がある、なるほど・・・。

今回極められた状況はコーナーポストより手前でしたが、抱きつかれて引き込まれる際に朝倉未来は半回転してわざとコーナーポストの位置に倒れ込みました。本人も言ってましたが、ここで三角絞めは極まらないアタマだったと思うのでコーナーポストへ倒れ込む選択をしたのでしょう。結果的にコーナーポストは関係しませんでしたが佐々木憂流迦選手のような考えであったなら、ここなら安全という考えにならずもっと的確なエスケープを考えたのではないでしょうか?

何回も試合を見返しましたが、三角絞めがきまる直前は右腕が引き込まれていて、朝倉選手の左手をクレベル選手が掴んでいてこの手が離れた瞬間に右足がセットできる位置まで上がってました。左手を振りほどいたとき身体が後方に流れた瞬間に三角絞めが完成していました。自分から極まる位置にいってしまった感じでしたね。格闘IQの高い彼をもってしてもあのような行動を取ってしまうんですから油断は怖いですね。

さすが前田日明、鋭いことを言う・・・

前田日明さんは戦前からクレベルが勝つと仰ってました。

試合の振り返りで、1Rのパンチを効かせた段階で追撃で未来が勝ったと思ったと言ってました。動画を撮るまえに朝倉未来の過去の試合を見返したそうで、日沖戦の未来なら勝っていた。昔と今で気持ちが違う、牙と爪がなくなったと・・・

一番印象的だったのが、「いつでも死ねる人間が死ねなくなった」という言葉。

これは誰でもそうなるという前置きをおいて、富と名声を手に入れたものは失うものができる。成り上がる過程ではいつでも死ねる思いがあるから思い切ったことができるという意味なのでしょう。日沖戦の未来ならあそこで勝負に出て勝っていたということでしょう。

それと1Rのチャンスの際に「目が死んでなかった」と朝倉選手が言いましたが、前田氏は「クレベルもサトシ・ソウザも一族郎党を背負っている。そのような人間の目が簡単に死ぬはずがない。」確かにそうだと思います。あの瞬間に行けなかったのは死ねなくなった証拠だと思います。

その他いろいろ参考になる意見がございました、ありがとうございます。

まだ残る疑問がございます・・・

私が朝倉未来に興味を持ったのは、朝倉海が堀口恭司に勝った試合からです。雑誌の対談で未来選手が堀口選手とマス・スパーリングをした際、弱点に気づいてそれを海選手に実践させたフィクサーだった。それまで試合は見てましたが、アウトサイダー時代も知りませんし、アウトロー上がりのファイターなんだという印象でした。それが今や押しも押されぬ一流ファイター&ユーチューバーに駆け上がるサクセスストーリー。

興味が湧いて過去の試合・動画を見て感じたことですが、自己プロデュースが上手い人だなぁと想ってました。RIZIN CONFESSIONSで、弟の海選手が先行して人気になった時に自分の地元の豊橋に取材に来ませんか?いろいろ面白いものが撮れると思いますよ!と誘ったのも、自分の過去を逆手に取っての自己アピールに繋がる判断だと思います。少年院の訪問もそうなのかもしれません。

アンチではありませんが、彼が魅せる一瞬の切れ味に惚れ込みました。しかし自己プロデュースにはついていけない感が正直ありました。ファイターとしては好きですが、ユーチューバーとしては別にという感じです。

そういった感じでしたので、東京ドームでクレベルを選んだ理由もメインを張るために選んだとみてしまいます。もともとRIZIN側が朝倉海にバンタム級トーナメントに出てくれとお願いした際に、じゃあ東京ドームで開催してくださいと注文をつけたのが始まりですか?なんかいきさつがあって、6/13はたまたま押さえていたらしいですけど。

弟が言い出した東京ドーム、対井上直樹だったら絶対朝倉海がメインだったと思います。トーナメント対戦カードを決める席で朝倉海が選んだ相手は余裕で勝てる渡部修斗。打倒堀口恭司が目標ですから1回戦は楽な相手というのは道理。これがメインになる訳ないと踏んで自分がメインに立てる相手を探せばクレベルだろう。でも負ける可能性がある。それでもRIZIN初の東京ドームのメインに立つ価値は大きいと踏んだのでしょうか?実際メインイベントになりましたから。この辺が自己プロデュースなんだなぁと勘ぐってしまいます。後悔はしていないと発言してましたが、彼のことですから失ったものも判っているのだと思います。「朝倉未来は最強でなければ・・・」発言は自分に足枷をつけてしまうので言わないほうがいいのではと思いました。

それと試合中に上下にフットワークを変えたのが数回ありました。その際クレベルがキックを放つので遂行出来なかった策があったのか?と思ってます。1回だけそのフットワークから右から左のボディを出しました。キックはキャッチされる可能性があることからボディで削る作戦だったかも?だってやたらクレベルに蹴られても無視してた感がありましたから。その辺が私は気になった点です。

タップ問題は私にはどうでもいい話なのでふれません・・・

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